クリッパーズがポール・ジョージの引き留めを見送りへ 76ersが最右翼と現地記者は報道

ロサンゼルス・クリッパーズはポール・ジョージとの再契約をあきらめ、他チームへの移籍を容認したようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者らが報じている。

ジョージのエージェントとクリッパーズのローレンス・フランク球団社長は会談の場を設けたものの、交渉はまとまらなかったという。『ESPN』は、クリッパーズが1月にカワイ・レナードに示した3年1億5300万ドルの契約延長を結んだ後、それ続く形でジョージが契約延長に前向きであったが、条件において隔たりがあったとレポートしている。なお、ジョージは最大で4年2億2100万ドルの契約延長を結ぶことができた。

その後クリッパーズはジョージがフリーエージェントでチームを去ることを容認したという声明を発表。そのなかで、契約交渉に関する双方のギャップは大きかったと認めた。

昨季ジョージは平均22.6点、5.2リバウンド、3.5アシスト、フィールドゴール成功率47.1%、3ポイント成功率41.3%、フリースロー成功率90.7%を記録していた。シャラニア記者は、フィラデルフィア・76ersが移籍先の最右翼になるだろうと自身のSNSで述べている。

なお、ジョージのサラリーが浮いたクリッパーズは、1290万ドルのミッドレベル例外条項が使用可能となる。

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