デパ地下誕生当初のレトロなグルメ大集合 懐かしのお子様ランチに、復刻版スイーツまで

テレビ愛知

松坂屋名古屋店では6月26日(水)から7月9日(火)まで、「ごちパラ誕生祭」が開催されています。デパートの地下にある食品売り場、“デパ地下”の先駆けとして、松坂屋名古屋店に「東西名物街」がオープンしたのは1936年。当時のグルメやスイーツなどを復刻させたレトロな商品を楽しめます。

現在は「ごちそうパラダイス」と呼ばれている松坂屋名古屋店の地下の食品売り場。前身から数え、88年の歴史に思いをはせるイベント「ごちパラ誕生祭」の見どころや魅力について、広報担当の原口渚沙さんに話を聞きました。

「松坂屋名古屋店にデパ地下が誕生した当時のレトロなグルメやスイーツをお楽しみいただけるところです」

――店頭には並んでいない商品がたくさん食べられるそうですね。人気商品の1つ、コロンバンの「原宿はちみつプレミアムマーブルケーキ」の特徴を教えてください。

「1936年にコロンバンが開店した当時、松坂屋名古屋店の店内が大理石を使った装飾だったそうで、それをイメージして作っていただいたといわれております。ケーキの上にかかっているチョコレートの部分が、当時の大理石の模様を表現していて、とてもエレガントな一品となっています」

ゴルフボールの形をした「もなか」

老舗の和菓子店「とらや」。こちらはゴルフボールの形をしたもなかになります。当時のゴルフは、限られた階層だけが楽しめるスポーツでした。それを模した斬新な和菓子として、当時は好評を博したといいます。

「お子様ランチ」の元祖も

――9階のレストランでも復刻したメニューを食べられるそうですね。

「こちらはカトレヤダイニングの『お子様ランチ』になります。今では定番となっているお子様ランチですが、じつは1931年に松坂屋上野店が初めてお子様ランチと命名したといわれています。とてもボリューミーな一皿です」

「ごちパラ誕生祭」は7月9日(火)まで開催されています。

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