扇風機を24時間つけっぱなしにしたいです!1ヶ月の電気代はいくらになるでしょうか?

24時間扇風機を使用したら900円程度かかる

ここではで24時間扇風機を使った場合の電気代を計算していきましょう。今回の電気代は「消費電力(kW)✕電力量料金(円)✕電力使用量(時間)」の計算式で算出します。

なお、使用する電力料金においては「電気事業連合会」の料金を参照として定められた目安「単価31円/kWh」での計算です。今回使用する扇風機の消費電力は40Wと仮定します。

上記の計算式に当てはめていくと、24時間扇風機を使用した場合、「0.4kW✕31円✕24=29.76円」です。1ヶ月で換算すると892.8円のため、約900円程度かかります。このことから扇風機を24時間つけっぱなしにしても、あまり大きな金額は発生しないといえるでしょう。

扇風機だけでしのぐリスク

扇風機で暑さをしのごうと思っても最高気温が35度以上の日になると難しいです。暑さはエアコンやすだれ、遮光カーテンなどを活用すると軽減できるでしょう。また、扇風機だけを使う場合、自分の体に直接当てる方もいるでしょう。

しかし、体の一部分に扇風機を当てると極端に体が冷えてしまうリスクもあります。そのため、寝る際は扇風機を首振りにしたりエアコンの風を扇風機で効率的に送ったりと使い方を工夫しましょう。

お得に涼を取る方法

ここでは暑い夏をお得かつ楽しく乗り切る方法を2つ紹介します。家にこもりっぱなしの場合、扇風機やエアコンで電気代を消費します。しかし、何か目的を持って涼しい場所に出かけると、電気代を節約しながら楽しい思い出作りもできるでしょう。

図書館で読書や勉強

休みの日は家にこもりっぱなしになるのではなく、図書館で読書や勉強をしてみるのもよいでしょう。図書館であれば冷房がついているため涼しく過ごせます。図書館に行くのをきっかけに、気になる本を進んで読んでみたり、資格取得に向けて勉強に取り組んでみたりするのもよいでしょう。

なお、図書館によっては人気が高く、夏場は早めに行かなければ満席になってしまうため注意が必要です。

アウトドアに出かける

暑い夏場は避暑地でアウトドアをするのもおすすめの選択です。山は都心部と比較して気温が低く、過ごしやすくなっています。土日を活用し、コテージを借りてアウトドアを楽しむのもよいでしょう。子どもと一緒に釣りやアスレチックで遊ぶと思い出になります。

自宅でプールもおすすめ

子どもがまだ小さい場合やお孫さんがいる場合は、自宅でプールをするのもおすすめです。近年はホームセンターでビニール素材のプールが販売されています。自宅で膨らませて遊ぶのもよいでしょう。

また、カーポートがあるお宅の場合、子どもはプール遊びを行い大人はバーベキューをするのも夏ならではの楽しみです。

近年はおしゃれな扇風機もある

扇風機と言えば羽が回転し、銀色や白色でスタンドがついた形をイメージするでしょう。しかし、近年は趣向を凝らした扇風機が登場しており、インテリアとして置いても遜色ない種類も見られます。

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・羽なしの扇風機
・北欧デザインのタワー型扇風機
・ブラウンや木目調の扇風機
・パステルカラーの扇風機
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機能だけでなく、インテリアとしておいても遜色ない扇風機を購入すると満足感も高まります。家電販売店で扇風機をチェックしてみるのもおすすめです。

扇風機のつけっぱなしは電気代が高くない

扇風機はつけっぱなしにしてもそれほど高くない電気代だと分かりました。しかし、扇風機をつけっぱなしにし、体の特定部分に当て続けると体調不良になったり、冷えの原因になったりとデメリットもあります。

そのため、エアコンと一緒に扇風機を使う、体に直接当たらないように扇風機を使う、と上手な使用を目指しましょう。

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問Q&A

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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