![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1180381730108375555/origin_1.jpg)
【新華社貴陽7月1日】中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州岑鞏(しんきょう)県の落坑村には、樹齢100年以上の共生木30本余りの群生地がある。2種類の木がそれぞれしっかりと「抱き合い」、まるで一つの根から生えているような姿が見られる。
共生主は落葉高木のエノキで、耐寒性や耐乾性に優れ、寿命は数百年に達する。共生するのはニシキギ属の低木で、同じく乾燥や寒冷に強く、痩せ地でもよく育ち、光を好む。両者とも気候と土壌への適応性が高く、空気を浄化し、環境改善に役立つ。林業専門家によると、植物の共生現象は熱帯雨林地帯で比較的よく見られるが、この地域では非常に珍しい。(記者/楊焱彬)