![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1180381816509203012/origin_1.jpg)
F1レッドブルのセルジオ・ペレス(34)に〝限界論〟が高まっている。
ペレスは6月30日に行われたオーストリア・グランプリ(GP)で7位に低迷。終盤はハースのニコ・ヒュルケンベルグとバトルを展開しながら〝完敗〟を喫した。
オーストリアGPはレッドブルにとって本拠地。そこで下位チーム相手に大失態を演じたことで、かねて不振のペレスに解雇の機運がさらに強まっている。
現役レーサーのマティアス・ラウダは、レッドブル系放送局「ServusTV」でペレスを猛批判。「ストップウォッチは嘘をつかない。F1では、市場で最高のドライバーが運転するべきだ」とパフォーマンスの低さを追及した。
「過去3年間、最高のマシンを保有してきたレッドブルでは、ナンバー1ドライバーに追いつくことができるドライバーがいることが期待される。彼(ペレス)がコンマ2~3秒遅れているだけなら、それは全く問題ありません。しかし、このような短いコースで1秒の違いは天と地ほどの差になる」とペレスの実力は王者にふさわしくないと糾弾。
「チームメイトから1秒も離れていれば、レースシートを維持することはできないというのが不文律だ。スポーツカー世界選手権、フォーミュラ2など、どの選手権に出場していても、チームメイトから1秒でも遅れていたら、来年のシートは消えてしまう」ともはやペレスは限界で、即刻解雇すべきと持論を展開した。
窮地のペレスはここから巻き返すことができるのか。