北と南に「高温に関する早期天候情報」 沖縄・奄美は熱中症の危険度高い状態続く

早期天候情報(平均気温)

 北海道の日本海側と太平洋側、東北の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高く、とくに来週はかなり高くなる可能性がある。この先は、熱中症となりやすい状態が続きそうだ。このため、気象庁は「高温に関する気象情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。

この先の予想気温(上・最高、下・最低)

 沖縄・奄美も、向こう2週間は暖気に覆われやすく、気温がかなり高い見込み。もともと気温や湿度が高い時期だが、来週にかけてはこうした強烈な暑さと晴天が長く続きそうだ。このため、気象庁は沖縄・奄美にも「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。この方面は熱中症の危険性が高い状態が続くため、屋外での活動等は健康管理に十分な注意が必要となる。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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