中国の宅配便取扱量、1~6月は800億件超す

中国の宅配便取扱量、1~6月は800億件超す

中国郵政集団の湖南省衡陽市の中央郵便局で荷物を仕分ける職員。(資料写真、衡陽=新華社配信)

 【新華社北京7月1日】中国国家郵政局が1日に発表したモニタリングデータによると、今年の宅配便取扱量は6月30日時点で800億件を突破した。これは23年より59日早い達成となる。

 今年に入ってからの全国宅配便月平均取扱量は130億件を上回り、6月の1日当たりの取扱量は5億件を超えた。宅配便市場は拡大が加速し、消費促進や生産サービスの促進、民生の保障などの面で積極的な役割を果たしている。

 同局の担当者によると、大規模な設備更新と消費財の買い替えキャンペーンの開始以来、宅配便企業は新たな発展のチャンスをとらえ、老朽化した仕分け・安全検査設備の淘汰(とうた)を加速し、使用する新エネルギー車(NEV)の割合を高め、設備のスマート化・低炭素化を推進。各企業は買い替えと回収の融合などの新たな発展方式を打ち出し、引き続き社会物流コストの低減に力を尽くしているという。

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