警察に届け出ず…粗大ごみの中から9万円 処理施設の職員たちが焼き肉店で暑気払い 習慣化…菓子やジュース購入も

長野県箕輪町にあるごみ処理施設の職員たちが、搬入された粗大ごみの中から出て来た現金を警察に届け出ず、飲食に使っていた問題で、上伊那広域連合は6月28日、職員1人を懲戒処分にしたと発表した。

5万円余りを…焼き肉店で飲食に使用

問題が発覚したのは箕輪町にある「クリーンセンター八乙女」で、2023年7月、搬入された粗大ごみの中から見つかった現金9万円を遺失物として届け出ず、そのうちの5万円余りを、職員10人程度で焼き肉店での暑気払いに使っていた。

見つかった現金でジュースなど購入

長年、見つかった現金をプールし、ジュースやアイスクリームの購入に充てていたという。

告発の手紙で発覚し、センターは後日、9万円を警察に届け出た他、再発防止策として適正に扱うマニュアルを作成した。

職員1人と懲戒処分

運営する上伊那広域連合は6月28日、飲食には参加しなかったものの、使用を黙認してきたなどとして、47歳の係長を戒告の懲戒処分にした。他の職員2人についても訓告や口頭注意で指導した。

(長野放送)

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