列車と線路 ”トレスポ”オマージュシーン マクレガー父娘共演 「ブリーディング・ラブ」本編映像

2024年7月5日より劇場公開される、ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーのダブル主演作「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」から、ユアン・マクレガーと娘クララ・マクレガー演じる父娘が、荒野の真ん中にのびる一本の線路でたたずむシーンの、本編映像が公開された。空は夕焼けに色づき、親子に言葉はなく目線で語り合っている。2人のあうんの呼吸を感じさせる美しい映像となっている。

このシーンは、父親役を演じたユアン・マクレガーが主演し、世界で大ヒットを記録した青春映画「トレインスポッティング」へオマージュがささげられているという。「トレインスポッティング」にも、続編「T2 トレインスポッティング」にも、列車と線路が印象的に登場する。「トレインスポッティング」が公開された1996年に娘のクララは生まれ、父ユアンがドラッグ依存症の若者を演じたように、クララは本作でドラッグ依存症の娘を体当たりで演じている。本作には他にも、「トレインスポッティング」のオマージュシーンが見受けられるという。

「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」は、実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていたユアン・マクレガーに、娘のクララが最愛の父へ送った脚本をきっかけに生まれた作品。何年も疎遠だった親子。ある出来事をきっかけに、父は娘をニューメキシコ州への旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば溝を埋められるか分からない父。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず、反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、2人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。

クララは、親子間の問題や大切な記憶を、同世代の女性脚本家たちとともにオリジナルのストーリーとして仕上げた。「パスト ライブス/再会」「キャロル」のプロデューサー陣が名を連ね、ゾーイ・クラヴィッツを起用したスーパーボウル・スポットを手がけるなどの活躍を続け、本作が長編デビュー作となった、オランダ出身のエマ・ウェステンバーグが監督を務めている。

【作品情報】
ブリーディング・ラブ はじまりの旅
2024年7月5日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:ロングライド
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