劇場版『アンパンマン』最新作が初登場1位に 『ルックバック』ほか3作品が初登場【映画動員ランキング】

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6月28日(金)、6月29日(土)、30日(日) の全国映画動員ランキングは、初登場の『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』が1位に輝いた。

やなせたかしの絵本を基に、1988年にTVアニメの放送が開始された『アンパンマン』の映画シリーズ第35弾。絵本から聞こえた呼び声で本の世界へ吸い込まれたばいきんまんが、怖がりの森の妖精に頼まれ、森で暴れるゾウとの戦いで追いつめられる中、アンパンマンと協力する。監督は川越淳。声の出演は戸田恵子ら。ゲストは上戸彩、岡村隆史。

2位も初登場の『ルックバック』がランクイン。『チェンソーマン』などの話題作を手がけた漫画家・藤本タツキの青春漫画を劇場アニメ化。学生新聞に4コマ漫画を描いている少女と、不登校の少女が漫画を通じて繋がる。監督は、『借りぐらしのアリエッティ』などのアニメ作品にスタッフとして携わってきた押山清高。声の出演は、TVドラマ『不適切にもほどがある!』の河合優実、吉田美月喜ら。

TOP3最後の一枠は、2週にわたり首位を獲得した『ディア・ファミリー』が勝ち取った。先週2位だった『九十歳。何がめでたい』も順位をふたつ下げ4位に。

今週は新作2作品がランクイン。まず5位に入ったのは、『クワイエット・プレイス:DAY 1』。“決して音を立ててはいけない”という設定で話題を呼んだサバイバルホラー『クワイエット・プレイス』シリーズ第3弾。世界が沈黙した日“DAY 1”へ遡り、謎の生命体が出現したNYで、猫を抱えた女性の命運を描く。監督は『PIG/ピッグ』のマイケル・サルノスキ。出演はルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、ジャイモン・フンスーら。

そして、『言えない秘密』が初登場6位となった。SixTONESの京本大我が映画単独初主演を務める、同名の台湾映画を原案にしたラブストーリー。留学を経て音楽大学に編入したトラウマを抱える青年と、神秘的なピアノの音色を奏でる謎めいた女性の恋模様を描く。監督は『映画 鈴木先生』の河合勇人。共演は『メタモルフォーゼの縁側』の古川琴音、横田真悠、三浦りょう太、坂口涼太郎ら。

今週は『フェラーリ』『先生の白い嘘』『コードギアス 奪還のロゼ 第3幕』などが封切られる。

全国映画動員ランキングトップ10

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)
1位『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』
2位『ルックバック』
3位『ディア・ファミリー』
4位『九十歳。何がめでたい』
5位『クワイエット・プレイス:DAY 1』
6位『言えない秘密』
7位『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』
8位『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
9位『おいハンサム!!』
10位『帰ってきた あぶない刑事』

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