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■クボタのグループ会社が業務委託する会社がランサムウェアに感染
大手農業機械メーカーの「クボタ」はグループ内の信販会社が業務を委託している会社がランサムウェアによるサイバー攻撃の被害にあい、6万人超の個人情報が漏えいしたと発表しました。
クボタによると5月26日、クボタのグループ内の信販会社「クボタクレジット」が利用明細などの印刷・発送を委託している会社「イセトー」のサーバーやパソコンがランサムウェアに感染しました。
■6万人超の個人情報流出 悪用の報告はなし
クボタクレジットは、5月28日に「イセトー」から『データーの漏えいはない』と報告を受けていましたが、その後、イセトー側の調査で個人情報の漏えいが確認され、6月27日にクボタクレジット側に初めて「個人情報が漏えいした」との報告があったということです。
漏洩が確認されたのは、2022年9月度の利用明細と請求書印刷用データで、6万1424人分の客の名前や住所、利用・請求明細、引き落とし口座情報の一部が含まれています。
7月1日時点で客の個人情報が悪用されたという報告はないということですが、クボタは個人情報保護委員会に事案を報告するとともに、情報漏えいが疑われる客に10日以内を目途にお知らせの手紙を発送できるよう準備を進めるとしています。
また、身に覚えのない郵便物などが届いた場合には、最寄りの警察署に相談するよう客に呼びかけています。