「立川高島屋ショッピングセンター」（東京都立川市）は7月1日、10階屋内区画（約628.1m2）に「立川高島屋S.C. クリニックモール」を一部開業した。
＜10階にクリニックモール開業＞
これまで従業員食堂・会議室などのバックヤードとして使用していたフロアを改装したもの。クリニックと調剤薬局を併設し、ワンストップで医療サービスを提供するモールになるという。全体開業で「眼科」「内視鏡・消化器内科」「内科」「小児科」「皮膚科」の5科と調剤薬局がそろう。
今回は第1弾として「立川高島屋S.C.眼科」（眼科）と「日生薬局」（調剤薬局）がオープン。8月1日に第2弾として「立川高島屋S.C. 大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック」（内視鏡・消化器内科）、今冬に内科・小児科・皮膚科が順次開業し、完成する予定だ。
立川高島屋S.C.は2023年11月、「立川暮らしの場」をコンセプトに全館専門店としてリニューアルオープン。周辺環境の変化に合わせ、デイリー性の強い専門店を誘致したほか、体験型施設やイベント、趣味趣向の集いの場など、さまざまな新規コンテンツを導入している。
今回、「立川高島屋S.C. クリニックモール」の開業により、日常的な診療や検査・人間ドックなどの医療サービスをより便利かつ快適に利用できるようになる。買物だけでなく、地域住民の生活に根付いた「暮らしの場」として、地域社会との共生・地域の活性化を目指していく。
＜10階にガーデンロビー新設＞
加えて、クリニックモールの入口にあたる10階北側エレベーター前に、誰でも利用可能な滞留空間「ガーデンロビー」を新設した。シーティングスペースや植栽などを配置したウッド調の空間で、屋上コミュニティゾーン「おにわ」との世界観をつなぐ。待ち合わせや休憩など、自由に利用できる。
＜フロアマップ＞
7月1日にオープンした2店舗のうち、調剤薬局「日生薬局」では、「患者さん満足」をテーマとし、最善の調剤を目指す。説明と同意を土台とした服薬指導や薬歴管理などを行っており、 併用薬の相互作用確認、重複投与防止、未知副作用の発見に取り組んでいる。病医院との連携を大切にし、患者さんと病医院各々の視点に立ったコミュニケーション技法の習得にも注力しているという。
営業時間は9時～19時30分（7月1日～31日は10時～19時30分）。休業日は木曜日。
一方、眼科「立川高島屋S.C.眼科」は、地域のホームドクターとして、親切丁寧な医療を提供できるようスタッフ一同、日頃から努力しているという。アレルギー検査（41種）も実施している。
診療時間は10時～14時、15時～19時。休診日は木曜日。
■立川高島屋S.C.
所在地：立川市曙町2-39-3
アクセス：JR「立川駅」北口より徒歩3分
TEL：042-525-2111
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