大谷翔平、12発&OPS1.110でも超えられぬ“過去の自分” 再認識させられる異次元の6月

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

12HR&24打点で終了も…打率、出塁率、長打率、OPSはいずれも通算成績以下

ドジャース・大谷翔平投手は6月30日(日本時間7月1日)、敵地・ジャイアンツ戦で5打数無安打に終わった。6月の全日程を終了し、月間成績は打率.293、12本塁打、24打点、出塁率.413、OPS1.110をマーク。“6月男”ぶりを発揮し、月間MVPの有力候補となっている。

最終日は豪快な一発とは行かなかったが、強烈なインパクトを残した。16日〜26日(同17日〜27日)にかけて球団新記録となる10戦連続打点をマーク。この間、8本のアーチをかけた。気づけば本塁打と打率はリーグトップ。打点も1位のフィリーズ・ボームまで6本差と迫った。

驚異的な活躍を見せた一方で、“大谷の6月”として見れば決して異次元の成績とは言えない。昨季までの6月の月間通算成績は打率.336、出塁率.414、長打率.771、OPS1.185。打率、出塁率、長打率、OPSのいずれも今季は通算成績以下となっている。

本塁打に限っても月間12発は昨年の15本塁打、2021年の13本塁打に続いて自己3位。改めて6月の凄さを認識させる1か月だった。(Full-Count編集部)

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