大阪・関西万博の独自電子マネー「ミャクペ!」が始動 会場内外で利用可、顔認証での決済も

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)と傘下の三井住友銀行、三井住友カードは7月1日、NECとともに大阪・関西万博独自電子マネー「ミャクペ!」を同日から開始すると発表した。

ミャクペ!は、大阪・関西万博のウォレットサービス「EXPO2025デジタルウォレット」で提供するサービスの1つ。会場内でのQRコードや顔認証での決済のほか、「Visaのタッチ決済」、「Apple Pay」の「iD」に対応。会場の内外を問わずに利用できる、大阪・関西万博独自の電子マネーとなる。NECの「応援経済圏構築プラットフォーム(デジタル地域通貨基盤)」をベースに構築したという。

顔認証での決済は、事前に顔情報と決済手段を登録することにより、対象店舗で利用可能。スマートフォンやクレジットカードを使わず顔認証のみで決済できる。独自の電子マネーが顔認証と紐づく事例としては国内最大規模になるとしている。

同日から、SMBCグループがプラットフォームを運営する「ミャクミャク リワードプログラム」も提供する。

ミャクペ!や、りそな銀行が提供するポイントサービス「ミャクポ!」の利用などにより、ステータスが向上。7段階のステータスに応じてSBIホールディングスが提供する万博独自NFT「ミャクーン!」や、大阪・関西万博関連のオリジナルサービス・特典などが獲得できるという。

ニュースリリース

© 朝日インタラクティブ株式会社