イメージニクス、4K HDMIに対応したサイネージ向けやAVソリューションを展示[Interop 2024ブースレポート]

ジャパンマテリアルは、Interopと同時開催イベント「デジタルサイネージ ジャパン 2024」(DSJ)に出展。4K HDMIに対応したサイネージ向けやAVソリューションを中心に、今後発売予定の新製品の展示を行っていた。その中でも注目は、4K対応Media over IP伝送送受信器「NEX-SMART」シリーズの展示だ。

従来製品「NEX‐01」シリーズとの違いは、ファンを廃止して静かな稼働が可能になった点だ。もう一つ大きな変更は、CAT6Aケーブル伝送タイプはPoE+給電に対応。CAT6Aケーブルの伝送機に限った場合になるが、電源が取得できない環境でもケーブル1本でPoE+給電を可能にしている。

「NEX-02T/HC」は10GbEスイッチと組み合わせて使用することで、多分配構成やマトリックスを構築することが可能

さらに新しくUSB端子を搭載し、新たにキーボード・マウスなどのUSB HID伝送に対応する。遠隔地からパソコン操作をすることも実現可能で、離れた部屋のサーバールームの映像をオペレーターが見て、オペレーターは手元のキーボートとマウスで処理すると使い方が可能。使えるジャンルを広げているのは魅力的だ。

4K対応 HDMI to USB コンバーター「CRO-H1USB」も注目の展示だった。4Kに対応したHDMIをUSBに変換するコンバーターで、4K HDMIを同コンバーターに入れると、Type CのUSBビデオクラスで映像出力が可能。

CRO-H1USBとパソコンと繋げると、パソコンはカメラデバイスのような認識で映像を写すことができる。Web会議、Zoom、Teams、Web会議向けの映像共有をHDMIの映像を共有できるようになる。

また、オーディオのインターフェイスにアナログのミニジャックでインとアウトを搭載する。例えば、インからマイクの音声を取り込んで、それをUSBオーディオとしてPCの方で選択することができるようになる。またはHDMIに乗ってきた映像や音声をミニジャックのアウトから取り出して、会場のミキサーに入れて、会場スピーカーから出力することも可能。HDMIのアクティブスルーアウトがあるので、入力映像の確認も可能だ。

© 株式会社プロニュース