マルちゃん即席麺史上、もっとも太いそば「凄太肉南ばんそば」誕生 幅広の切刃など工夫 ワシワシ食感の麺に

東洋水産は、同社の即席麺史上、もっとも太いそばの和風カップ麺「マルちゃん 凄太(すごぶと)肉南ばんそば」を7月8日から発売する。そばの具体的なサイズや従来品との比較は公開していないが、通常のカップそばでは使用しない幅の広い刃で切り出した麺を新たに開発。硬くて歯応えがあり、ワシワシとした食感にこだわった。

「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」のイメージを踏襲したタテ型ビッグの和風カップ麺。かつおと昆布をベースに豚の旨みを利かせた甘辛い濃厚そばつゆに、極太のそばをあわせた。

同社は「そばでここまで幅が太い麺は初めてだったので、保存中に麺が切れてしまわないか、工場での工程の中で不都合・不具合が起きないかということに気を使った」と苦労を明かす。

イメージした“凄太蕎麦”を実現するため、原材料の配合、切刃の選定、麺の厚さ、戻し時間(4分調理)などを工夫した。

具材は味付豚肉、ねぎ。内容量99g(麺70g)、価格は税別271円。

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