裏金自民が平均2811万円で7年連続トップ! 国会議員の所得5年ぶり増加で国民の怒り爆発

実感は自分たちだけ(C)日刊ゲンダイ

衆参両院は1日、2023年分の国会議員の所得等報告書を公開した。

議員1人当たりの平均額は前年比374万円増の2530万円で、増加は5年ぶり。政党別の平均は自民党が2811万円で、7年連続で首位となった。

平均所得が増加したのは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた歳費(月額129万4000円)の2割カットが22年7月末に終了し、23年は満額支給されたことが要因の一つという。所得公開のニュースが報じられると、SNS上では1日朝から大荒れ。

《なるほど、なるほど。岸田さんの「物価高を超える賃上げ」とは自分たちの所得のことだったのか》

《国会は休む。委員会では寝る、ヤジを飛ばす。夜は政治活動という名のはしご酒。それで所得が2500万円!そりゃ世襲させたいよな》

■所得の原資は税金だが、自分たちは不正をしてまでためてビタ一文納めない

とりわけ、怒りの矛先は裏金事件が起きた自民党への風当たりが強いようだ。

《これだけ所得があるのに、さらにカネをよこせと裏金をためて税金は払わない》

《所得の原資は税金だが、自分たちは不正をしてまでためてビタ一文納めない自民党》

《真面目に働くのがバカバカしい。自民議員に聞きたい。裏金事件はどうなったのか?》

岸田文雄首相(66)に庶民の声は届いているか。

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