中国初の商用ロケット発射場、打ち上げ能力を獲得

中国初の商用ロケット発射場、打ち上げ能力を獲得

6月30日、海南自由貿易港の重点産業パーク、文昌国際航天城(宇宙シティー)にある海南商業宇宙発射場。(ドローンから、文昌=新華社記者/蒲暁旭)

 【新華社海口7月1日】中国海南省文昌市で建設されていた商用ロケット打ち上げ施設、海南商業宇宙発射場は6月30日、打ち上げ能力を獲得したと発表した。ロケットの打ち上げと商業運用が可能となり、今年下半期に最初のロケットを打ち上げる。

中国初の商用ロケット発射場、打ち上げ能力を獲得

6月30日、海南自由貿易港の重点産業パーク、文昌国際航天城(宇宙シティー)にある海南商業宇宙発射場。(ドローンから、文昌=新華社記者/蒲暁旭)

 2022年7月に国内初の商用ロケット発射場として建設が始まり、商業宇宙産業の発展を加速させる中国の重要な施策として海外から注目されてきた。

 現在は初の打ち上げ任務に向けた全システムの合同訓練を実施している。

中国初の商用ロケット発射場、打ち上げ能力を獲得

6月30日、海南商業宇宙発射場の1号発射施設で行われた水噴射試験のデモンストレーション。(文昌=新華社記者/蒲暁旭)

中国初の商用ロケット発射場、打ち上げ能力を獲得

6月30日、海南商業宇宙発射場の2号発射施設で行われたロケット起立作業のデモンストレーション。(文昌=新華社記者/蒲暁旭)

中国初の商用ロケット発射場、打ち上げ能力を獲得

6月30日、海南商業宇宙発射場の測定・制御ビルで行われた打ち上げ指令の演習。(文昌=新華社記者/蒲暁旭)

中国初の商用ロケット発射場、打ち上げ能力を獲得

6月30日、海南商業宇宙発射場の測定・制御ビルで行われた打ち上げ指令の演習。(文昌=新華社記者/蒲暁旭)

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