「ベルギー対エムバペにはならない」26歳MFが打倒フランスを誓う。自宅で見たロシアW杯準決勝の雪辱へ【EURO】

ベルギー代表のオレル・マンガラが、現地時間7月1日に行なわれるEURO2024のラウンド16、フランス戦の前日会見に出席した。UEFAの公式サイトが発言を掲載している。

フランスは2018年のロシアW杯を制し、2022年のカタールW杯でも準優勝した難敵だ。マンガラは「フランスは優勝候補だろう。ワールドカップで優勝し、前回も決勝に進出している。彼らは極めて優れているが、両チームとも勝利を目ざして戦う。どちらが勝利を引き寄せるか見ものだ」と伝え、意気込みをこう示した。

「最も手強いのは明らかにキリアン・エムバペだ。だが、これはベルギー対フランスであり、ベルギー対エムバペだけには決してならないだろう。どんな試合になるかは分かっているし、準備はできている。それに自分たちのプレーも理解している。我々は前線も守備も良く、バランスが取れている。必要な時にハードに当たれるし、ゴールスコアラーもいる」

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今冬にリヨンに期限付き移籍した26歳のMFは、自国がフランスに敗れたロシアW杯の準決勝は「シュツットガルトの家で見ていた」という。「控えめに言っても、ハッピーではなかったよ!」と振り返った。

6年越しのリベンジへ――。「フランス戦はどんな試合でも興奮する。早く試合がしたい。夢見ていた試合だ。僕は今ここにいて、ピッチに立てるんだ」と意気込み十分なマンガラは、中盤でコンビを組むケビン・デ・ブライネ、エースストライカーのロメル・ルカクらと共に、ベスト8進出に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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