洗顔後、化粧水だけはNG! 5年後、10年後の肌が違ってくる!?お手入れの基本&できてしまったシミ隠しテクをヘア・メイクアップアーティストに聞く

引用元:liza5450/gettyimages

紫外線やコロナ禍でのマスク生活の影響で、シミが増えたという人も多いのではないでしょうか。
「たまひよ」アプリユーザーへのアンケートでもママたちのお悩みが寄せられました。そこで、プロが伝授する今からすぐできるシミ隠しのメイクテクをお届けします。

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シミが増えた!?ママたちの美容のお悩みとは

出産後、シミが増えて困った!というママたちの悩みについて聞いてみました。

■出産後にさらにシミが増えた
「出産後、美容に関することはする機会がなくなってきました。シミが増えてきて困っています」(えりぶー)

■ゆっくりお手入れする時間がない!
「美容院に行けないし、抜け毛やシミが増えたこと。しかもお風呂上がりにしっかりクリームを塗ったりするスキンケアの時間がありません!」(ちえ)

■肌の乾燥とシミが増えた
「どうしてもスッピンでいることが多いので、化粧水もテキトーになってしまいます。本当に、肌の乾燥とシミが増えたようで気になります」(ながきな)

■シミ治療に行きたいけれど時間がない!
「シミはすごく増えたので皮膚科でシミ取りしたいですが時間がないです!」(なちゃ)

■シミが増えたけどスキンケアも疎かに
「とにかくシミが増えた気がします。なかなか自分の美容時間が取れないので、化粧水もサッとやって、あとは放置になっています」(かんかんまま)

■今やあきらめの境地
「出産後、エステなどのケアにもなかなか行けず…。外に出る時はひたすら日焼け止めを塗り、時短のオールインワンでケアをしていました。途中からあきらめの境地に入りました」(こうめ)

■子ども優先の結果…
「忙しくて自分より子ども優先なので、シミが増えたと思います」(なお)

■おばあちゃんに間違われないようになんとかしたい
「高齢出産のため、おばあちゃんに思われないよう、シミを取りたいと強く思うようになりました」(みみちゃん)

プロがシミを目立たなくするコンシーラー使い方を伝授

シミのケアとシミ隠しのテクニックについて、ヘア・メイクアップアーティストの榊 美奈子さんに教えていただきました。

「シミをこれ以上増やさないために大切にしてほしいのが、基本的なスキンケアです。スキンケをしていない乾燥した肌は、バリア機能が低下した無防備な状態になっているので、シミだけでなく、シワやくすみができやすくなるからです。
忙しいとつい、洗顔後、化粧水だけですましてしまうこともあると思いますが、化粧水のあとは、必ず乳液、もしくはクリームなど油分で肌に蓋をすることが大事です。オールインワンの化粧品でもOK。できるだけ保湿力が高く、肌にやさしい成分のものがいいですね。毎日続けることで、5年後、10年後の肌が変わってきますよ。

シミを隠すには、やはりコンシーラーは必須です。コンシーラーはいろいろな種類がありますが、落ちにくく、カバー力の高いコンシーラーを選んでください。コンシーラーの色は、自分の肌よりも気持ち暗目のものがオススメです。明るい色を選ぶと、悪目立ちをするので注意してください。
リキッドやクリームタイプのファンデーションを使っている場合は、化粧下地→リキッド・クリームファンデ→コンシーラー →パウダーの順番。パウダリーファンデーションの場合は、化粧下地→コンシーラー →パウダリーファンデの順番です。
コンシーラーは指で伸ばすという人が多いと思いますが、コンシーラーのほとんどが指についてしまうだけなので、ブラシを使ってのせましょう。その後、ファンデーションとの境目を綿棒でぼかし馴染ませるのがコンシーラのつけ方のポイントです。
パウダリーファンデーションの場合も綿棒で馴染ませるまでは同じですが、コンシーラーをつけた部分は、軽くおさえるくらいでOK。パフやスポンジで伸ばしてしまわないように気をつけましょう」(榊美奈子さん)

榊美奈子さんオススメのコンシーラー&ブラシ

人気の韓国コスメの「カバーパーフェクション チップコンシーラー」(The SAEM)。カバー力が高く、テクスチャーの伸びもいいので肌のフィット感が◎。チップタイプで使いやすいのですが伸びやすい分、つけすぎには注意。使う時は、ティッシュでチップの先のコンシーラーを少し落とす、もしくは少量をブラシにとってからの馴染ませて。
ブラシは、100円ショップの「UR GLAM」。ブラシの先がラウンド型で、毛の密度がある平筆がオススメです。

シミ隠しのテクニックを早速、実践してみました。色も暗めを選ぶことで、悪目立ちせず自然な仕上がりになりました。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)

榊 美奈子さん

PROFILE)
ヘア・メイクアップアーティスト。日本化粧品検定1級を取得。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。

◆HP

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は2022年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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