【女子バレー】3大会ぶりの“メダル獲得”へパリ五輪出場メンバー発表 主将の古賀紗理那「自信を持って臨める」石川真佑「コロナ禍とまた違うオリンピックに緊張、楽しみ」

【画像】銀メダルを獲得し帰国後会見を行ったバレー女子日本代表石川真佑選手

女子バレーボールでパリ五輪に出場する日本代表のメンバーが1日、発表されました。

代表に選ばれたのは内定選手12名と交替選手1名。日本の主将でエースの古賀紗理那選手をはじめ、イタリア1部セリエAでプレーする石川真佑選手らが名を連ねました。初出場は、岩崎こよみ選手、関菜々巳選手、小島満菜美選手、井上愛里沙選手、福留慧美選手、宮部藍梨選手、荒木彩花選手、和田由紀子選手の8名です。

日本は今年行われたネーションズリーグで各国の競合を倒し銀メダルを獲得。女子日本代表チームが目標に掲げている「メダル獲得」が実現した場合、2012年ロンドン大会の銅メダル以来3大会ぶりのメダル獲得となります。

主将でエースの古賀紗理那選手は「パリ2024オリンピックの目標はメダル獲得です。(東京2020オリンピックと比べ)パリ2024オリンピックの方が自信を持って臨めると思います。スパイクとゲームメイクに注目してください」とコメント。

また、若きエース石川真佑選手は「東京2020オリンピックとパリ2024オリンピックの違いは、自分たちでオリンピックの切符を掴んで出場できることです。また、コロナ禍とはまた違うオリンピックになるので、緊張もありますがどんな雰囲気なのか楽しみな気持ちもあります。注目して欲しいプレーはサーブで、オフェンスとディフェンスの両方を安定させることが求められている役割だと思います」と話します。

日本が銀メダルに輝いたネーションズリーグで、大会ベスト6のベストリベロを受賞した小島満菜美選手は「メダル獲得という目標に向けて、やれることは全てやって臨みます。スタッフ、選手含めて常にコミュニケーションを取り、チームの皆を繋ぐことが自分の役割だと思います。最後まで諦めない粘り強いプレーに注目してください」と意気込みました。

▽パリ五輪出場メンバー

1岩崎こよみ(埼玉上尾メディックス) 175cm/セッター

2林琴奈(JTマーヴェラス) 173cm/アウトサイドヒッター

3古賀紗理那(NECレッドロケッツ) 180cm/アウトサイドヒッター

4石川真佑(イゴール・ ゴルゴンゾーラ・ ノヴァーラ) 174cm/アウトサイドヒッター

6関菜々巳(イモコ・コネリアーノ) 171cm/セッター

8小島満菜美(NECレッドロケッツ) 158cm/リベロ

10井上愛里沙(ヴィクトリーナ姫路) 178cm/アウトサイドヒッター

11山田二千華(NECレッドロケッツ) 184cm/ミドルブロッカー

12福留慧美(デンソーエアリービーズ) 162cm/リベロ

15宮部藍梨(ヴィクトリーナ姫路) 182cm/ミドルブロッカー

20荒木彩花(久光スプリングス) 184cm/ミドルブロッカー

21和田由紀子(日本バレーボール協会) 174cm/アウトサイドヒッター

交替選手

5山岸あかね選手(埼玉上尾メディックス)165cm/リベロ

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