大坂なおみ、5年ぶりの“テニスの聖地”初戦は世界53位と。 日比野菜緒も大会初日に登場[ウィンブルドン]

大坂なおみ、日比野菜緒がウィンブルドン大会初日に登場

今年3つ目のグランドスラムとなる「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)が7月1日に開幕する。大会初日には、女子シングルスでワイルドカード(主催者推薦)の大坂なおみ(フリー/世界ランク113位)と日比野菜緒(ブラス/同94位)が登場する。

妊娠・出産を経て今年1月からツアーに復帰した26歳の大坂。グラスコート・シーズン初戦となった「リベマ・オープン」(オランダ・スヘルトーヘンボス/WTA250)でベスト8に入り、続く「エコトランス・レディース・オープン」(ドイツ・ベルリン/WTA500)では初戦で世界8位のジェン・チンウェン(中国)にフルセットの惜敗と、試合を重ねてきた。

最高成績で2017、2018年の3回戦となっているウィンブルドンは過去3度出場。今回は、2019年以来5年ぶりとなる。

その初戦の相手となるのが、2022年大会で3回戦に進出しているディアンヌ・パリー(フランス/同53位)。初対戦の相手から“テニスの聖地”ウィンブルドンで6年ぶりの白星を挙げることができるだろうか。試合は大会初日の1日、2番コート第3試合(日本時間1日19時に第1試合開始)に組まれている。

また、同日のコート8第2試合(日本時間19時に第1試合開始)には、2年連続5度目の出場となる日比野が、エリーゼ・メルテンス(ベルギー/同33位)と対戦する。両者は、2017年1月のWTA250ホバートの予選1回戦で対戦し、メルテンスが6-3、6-4で勝利している。

日比野にとってランキングでは格上の相手だが、前哨戦の「エコトランス・レディース・オープン」では世界58位に勝利し、準優勝のアンナ・カリンスカヤ(同18位)にもフルセットの接戦を演じている。2021年ウィンブルドン以来となるグランドスラム初戦突破を期待したい。

なお、日本人トップのランキングである内島萌夏(安藤証券/同68位)の試合は、初戦で2年連続準優勝の第10シード、オンス・ジャバー(チュニジア/同10位)と対戦。大会2日目以降に試合が組まれる。

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