2日未明に再び強い雨の恐れ 引き続き警戒を 広島

梅雨前線や湿った空気の影響で県内では未明をピークに大雨となりました。
雨は弱まっていますが、2日未明から明け方を中心に再び強まる見込みで引き続き、土砂災害などへの警戒が必要です。

県内には梅雨前線が停滞し、湿った空気が流れ込みやすくなっています。
発達した雨雲がかかったことで、1日未明をピークに広い範囲で雨が強まり、中でも廿日市市津田では午前2時半からの3時間雨量が77.5ミリに上り、7月の観測史上最大となるなど大雨となりました。

午後4時時点で、南部の多くの自治体であわせておよそ13万1000世帯、28万8000人に避難指示が出ています。
また、県内およそ580の学校が休校となりました。

午後からは雨が弱まり、県内に出された土砂災害警戒情報はすでに解除されていますが、2日未明から明け方を中心に再び強まる見込みです。
これまでの雨により地盤が緩んでいるところもあるため、土砂災害への警戒は引き続き必要です。

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