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従業員が仕事中に怪我をして、休業したにもかかわらず、労働基準監督署に報告しなかったとして香川県の運送会社の徳島営業所長が、7月1日、労働基準法違反の疑いで書類送検されました。
労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは、香川県に本社を置く四国物流サービスの60代の徳島営業所長です。
鳴門労働基準監督署によりますと、徳島営業所では2022年9月、50代の女性運転手が車両の清掃作業中に脚立から落下して、左腕に怪我をする労災事故が発生しました。
女性運転手は長期に渡って休業しましたが、営業所長は提出が義務付けられている報告書を提出しませんでした。
このため女性運転手は労災保険の適用を受けられず、自身の健康保険を使って治療したということです。
女性運転手からの通報を受け、鳴門労働基準監督署が捜査していました。