ことし(2024年)の和歌山県内路線価公表

相続税や贈与税の算定基準となる、ことし(2024年)の路線価が発表されました。和歌山県内7つの税務署管内の最高路線価は、和歌山で上昇、田辺・粉河・新宮・御坊・湯浅で横ばい、海南で下落しました。

路線価はことし1月1日現在の地価公示価格や、売買実績例、不動産鑑定士の鑑定評価額などを参考に国税庁が発表しています。

1平方メートルあたりの路線価は、和歌山税務署管内では、和歌山市友田町(ともだちょう)()5丁目のJR和歌山駅前で、去年(2023年)より1万円上昇して37万円でした。田辺税務署管内では、田辺市新万(しんまん)()で、路線価は去年と同じ9万4千円でした。

一方、粉河・新宮・御坊・湯浅の各税務署管内でもいずれも横ばいとなりましたが、海南税務署管内にある海南市名高(なたか)()の国道370号で、去年より1・4パーセント、額にして1000円下落し、1平方メートルあたり7万2千円でしたが、下落幅は去年より縮まっています。

また近畿2府4県の平均は、大阪が3・1%、京都が2・4%、兵庫が1・2%、滋賀が0・2%上昇となった一方、奈良が0・2%、和歌山が1・0%の下落となり 和歌山は32年連続の下落となりました。

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