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アメリカ政府が世界の信教の自由に関する報告書で中国を非難したことを受け、中国政府は「嘘や偽情報ばかりだ」と反発しました。
アメリカ国務省は先週、世界の信教の自由に関する報告書を発表し、その中で、中国が信教を理由にイスラム教徒のウイグル族など少数民族への弾圧を続けていると非難しました。
これに対し、中国外務省の毛寧報道官は会見で反発しました。
中国外務省 毛寧 報道官
「米国側のいわゆる報告は基本的事実を顧みておらず、嘘や偽情報に充ちていて、イデオロギーの偏見と下心をもって中国の宗教政策を中傷した」
また、毛報道官はアメリカ国務省の高官が「中国政府はジェノサイド=民族の破壊を行っている」と非難したことに対し、「アメリカ側がでっちあげた嘘だ」と反論しました。
そのうえで、アメリカ側に対し「宗教問題を利用して中国の内政に干渉することをやめるよう強く求める」と強調しました。