辺野古移設工事 7月4日にも「砂くい」を海底に打ち込む試験に着手

普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり防衛省は、早ければ7月4日にも埋め立て予定海域に砂のくいを打ち込む試験的な作業を始めることが関係者への取材で分かりました。

国は去年、工事に反対する県に代わり軟弱地盤のある大浦湾側での工事を承認していて、今年1月からは資材置き場となる海上ヤードの設置作業などを進めていますが、国は早ければ7月4日にも大浦湾側の海底地盤に砂くいを打ち込む試験的な作業を始めることが関係者への取材で分かりました。

県によりますと、1日のうちにも大浦湾にくい打ちのための作業船が入ると沖縄防衛局から連絡があったということです。

軟弱地盤の改良工事をめぐっては、およそ7万本の砂くいを海底地盤に打ち込む計画で、国は8月1日以降、本格的な工事に着手する見通しです。

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