マンチェスター・シティ（イングランド1部）が、エバートン（同1部）に所属するイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト（22）の獲得に興味を示しているようだ。
カーライル・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたブランスウェイトは2020年夏にエバートンへ加わると、ブラックバーンやPSVへのレンタル移籍を経験。195cmの体躯を生かしたフィジカルの強さを武器に昨季はプレミアリーグ35試合に出場して3ゴールを記録した。
イギリス『サン』によれば、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が守備面のクオリティなどに感銘を受けたという。エバートンは2027年夏まで契約を結んでいるイングランド代表DFに移籍金8000万ポンド（約160億5000万円）を要求しているようだ。
また、ブランスウェイトには今夏にセンターバックの補強を目指しているマンチェスター・ユナイテッドも関心を示しており、移籍金3500万ポンド（約71億3000万円）のオファーを提示した模様。これはエバートンに一蹴されたようだ。
なお、エバートンはプレミアリーグが制定する収支を遵守するために選手を放出する意思があるという。ただ、イングランド人DFDFベン・ゴッドフリーをアタランタ（イタリア1部）へ、イングランド人FWルイス・ドビンをアストン・ビラ（イングランド1部）に売却したこで2000万ポンド（約40億7000万円）を調達したことから、安価で選手を手放すつもりはないようだ。
