23年「全中駅伝」制覇後も順調!岡山陸上界期待の石原万結&南和奏(京山中)が大学生ら抑え上位を独占

岡山県陸上競技選手権大会が岡山市で6月30日まで行われ、女子1500メートルでは高校生や大学生も出場する中、将来期待の中学生がワンツーフィニッシュを飾りました。

30度を超える暑さの中行われた6月29日の女子1500メートル。注目は、2023年の全国中学校駅伝の4区で区間賞を獲得した京山中3年の石原万結。石原は6月9日の大会で、ドルーリー朱瑛里(現:津山高2年)が持っていた女子800メートルの岡山県の中学生記録を更新しています。

また、同じく京山中3年で23年の全中駅伝で2区を走った南和奏もこのレース、注目の選手の1人です。

決勝は15人中7人が石原と南を含む京山中学校の選手、レースを引っ張ったのは石原でした。

自己ベスト更新を狙うため、前半からスピードを意識したという石原。すぐ後ろを南がぴったりマークする中、自分のペースを維持します。

ラスト1周。石原は一気にペースを上げ、追いすがる南を突き放します。最後の直線まで独走状態で駆け抜け、自己ベストに迫る4分25秒95のタイムで優勝。終盤での強さを見せつけました。準優勝の南は4分28秒52でフィニッシュ。こちらも自己ベストに迫る走りでした。

(京山中学校3年 石原万結選手)
「ほとんどベストと同じタイムが出たので目標は達成できたと思う。一つ一つの大会でしっかり目標を達成し、自己ベストを上げて全中で優勝できるように。冬の全中駅伝につなげられるように頑張りたい」

(京山中学校3年 南和奏選手)
「これ以上離されないように(ペースが)落ちても、そこで粘って自分で上げていければいいと思っていた。県総体、中国大会と毎試合ベストを出していって、全国大会では上位入賞できるように頑張る」

2人は、1500メートルと800メートルで全中の参加標準記録を上回っており、7月20日から始まる県総体までにどちらに出場するか決めるということです。

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