陣内智則 “放送事故級”ブチギレの真相告白も…永野は「俺が悪い」「猿って言ったんだもん」と恐縮しきり

『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で「放送事故」と物議を醸した、陣内智則(50)による永野(49)への“ブチギレ”。6月29日放送の同番組では、このことについて陣内が釈明する一幕があった。

騒動のきっかけは、22日放送の同番組で永野が陣内に暴言を吐いたことだった。永野から「やってることはお利口な猿みたいなもの」「微炭酸」などと暴言を吐かれた陣内。当初笑顔を見せていたものの、永野が放言を止めなかったため「お前、シバいたろか!」と永野の髪の毛を引っ張りながら床に押し倒した。さらに永野に馬乗りになるシーンもあったため、陣内の“ブチギレ”はネットで「放送事故」と注目を集めることとなった。

そんななか29日放送の『さんまのお笑い向上委員会』で、陣内は“ブチギレ”を否定した。さんまが番組の冒頭で「本当にすみませんでした。先週、僕、永野にキレてしまいまして……」と切り出したところ、すかさず「それワシやないかい!」とツッコんだ陣内。続けて「キレてはないです。あれは全然キレてないです」と言い、「僕が動くことによって何か起こるかなと思ったら、ただイラッとしただけやったんですよ」と真相を明かした。

またマヂカルラブリーの村上(39)が収録終わりの2人を回想し、「陣さんが永野さんに『ごめんな』って言いに行ったんですよ。『(ブチギレは)やっぱプロレスか』って思ったんですよ。で、本当に別れる時に『これで最後にしような』って陣さんが言ったんですよ」と発言。スタジオが笑いに包まれるなか、陣内は笑いながら「これで最後にしようなって言うのは、こういうノリがっていうこと」と“最後”の意味を説明した。

■永野「芸能界、もうやばいです。もうダメです」

しかし、渦中の永野にとって“陣内ショック”は相当なものだったようだ。6月25日放送の『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)に出演した永野は“ブチギレ騒動”が起こった『さんまのお笑い向上委員会』について「怖くて見られていない」と話している。

またパーソナリティのパンサー・向井慧(38)から「永野さんって、“なんであんなことをしてしまったんだろう”もちゃんとある人な気がして……」と言われると、永野は「そうなんですよ!」と食い気味に同意。しかし「なんか盛り上がりを求めちゃって」「『良かったね』とか収録後言われたりとか、アドレナリンも出ているんですけど……。暗い気持ちにしかならなくて、あの後」と明かした。

芸人仲間も、永野が意気消沈している様子を目撃したようだ。にゃんこスターのスーパー3助(41)は27日に配信されたネットラジオ番組『復讐ラジオ』で、永野が「芸能界、もうやばいです。もうダメです」と落ち込んでいたと発言。『マルコポロリ』(関西テレビ)の収録中に「永野さん、聞きましたよ。あるかたを怒らせて、引き摺り回されたらしいじゃないですか?」と聞いたものの、「永野さん、絶対名前は言わないんですよ」「『トラウマなってるやん』って思って」とスーパー3助は明かした。

また、スーパー3助とともに『復讐ラジオ』でパーソナリティを務めているみなみかわ(41)も永野に会ったと話している。その際、“陣内ブチギレ”について詳しく聞いたものの、永野は「俺が悪い」とポツリ。普段とは違うショックを受けた永野の姿に、みなみかわは思わず「え?嘘ですよね?」と驚いたが、永野は「色々考えたけど、やっぱりあれは怒るよ。俺が悪いよ。猿って言ったんだもん」と恐縮していたという。

その毒舌ぶりから、孤高の芸人とも言われる永野。しかし陣内との一件で、少し丸くなるかもしれない。

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