B1秋田の前田顕蔵HCが続投決定「中位を抜け出し上位へ」就任6年目に突入

B1リーグの秋田ノーザンハピネッツは7月1日、前田顕蔵ヘッドコーチと2024-25シーズンの契約継続に合意したと発表した。

大阪府出身で現在42歳の前田HCは、2011年から4シーズンに渡って高松ファイブアローズ(現香川ファイブアローズ)のHCを務め、2015年にアシスタントコーチとして秋田へ移籍。2019-20シーズンからHCに就任し、2022-23シーズン終了後に2025-26シーズンまでの複数年契約を結んでいた。

3年契約の2年目を迎える前田HCは、「今シーズンも秋田ノーザンハピネッツで指揮をとれることうれしく思います。こうして機会を頂いた水野社長、クラブに感謝申し上げます。そしてハピネッツに関わる全ての方と一緒に秋田を代表して戦える事を誇りに感じます。コートで皆さんと会える事を楽しみにしています」とクラブ公式サイトを通じて感謝のコメント。

また、来る2024-25シーズンに向けては、「リーグで最も激しいディフェンスを全面に出しながら、昨年課題であったオフェンスに注力していきます。チャンピオンシップ出場、そしてその先へ行きましょう。中位を抜け出し上位へ。そしてクレイジーピンクの皆さん、一緒に史上最高の熱狂を作り上げましょう!共に駆け上がりましょう」と、ファンに呼びかけた。

前田HC在任中のチーム成績は、初年度から東地区5位(19勝22敗)、東地区7位(28勝31敗)、東地区5位(31勝23敗)、東地区4位(29勝31敗)、東地区5位(30勝30敗)。ワイルドカードで滑り込んだ2021-22シーズン以来となるCS進出に期待がかかる。

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