三岐鉄道、JR東海からの車両譲受を発表 既存車両21両を置き換えへ

三岐鉄道が譲受した211系

三岐鉄道は1日、三岐線用車両として、JR東海より211系を譲受したと発表した。

211系は、国鉄時代末期に登場した近郊型の車両。JR東海では、国鉄時代に投入された編成に加え、同社発足後も名古屋エリア、静岡エリアに新造編成を投入していた。近年は新型車両による置き換えが進行。そのうち、静岡エリアで運用していたグループが、2024年3月以降、三岐鉄道に順次回送されていた。

三岐鉄道では、3両編成の211系30両を譲受。そのうち24両を営業用として使用する。211系の導入により、三岐線で運用している既存車両21両を置き換えるとしている。

同社では、2024年度以降、三岐線での運用に必要な改造を実施した後、211系を営業運転に順次投入する。具体的な時期については、今後発表するとしている。

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