大河ドラマ「光る君へ」第27回あらすじ・宿縁の命

女優・吉高由里子が主演を務め、平安時代に長編小説『源氏物語』を生み出した女流作家・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。「宿縁の命」と題する第27回(7月14日放送)では、道長の長女・彰子の入内、そして一条天皇の中宮である定子が第二子となる皇子を出産する一方で、まひろの懐妊が発覚する。

『光る君へ』第27回より、道長(柄本佑)と話すまひろ(吉高由里子)(C)NHK

石山寺で偶然再会したまひろと道長は、思い出話に花を咲かせたのちに再び心惹かれ合う。そして季節は秋となり、長保元年(999年)11月1日に道長の娘・彰子が入内。そして、その6日後に定子は第二子となる皇子を出産し、一条天皇の気持ちはますます定子と皇子へと傾いていく。

定子の出産が彰子の女御宣下と重なり、さらには自身の体調が優れないことを憂う道長は、晴明に相談を持ち掛ける。すると清明からは、彰子の力を強めるためだという前代未聞の提案をされる。一方、まひろは懐妊が発覚し、喜ぶ宣孝だったが・・・。

本作は、世界最古の女性による小説『源氏物語』の作者である紫式部が、秘めた情熱と想像力、そして生涯心を寄せる相手となる藤原道長への想いを原動力に、変わりゆく世を懸命に生き抜いていく愛の物語。

放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。7月7日は「都知事選開票速報」のため放送休止となり、第27回「宿縁の命」は14日の放送となる。

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