大谷翔平の球宴HRダービー出場、放送局や野球関係者が期待「視聴率に大きな違いをもたらす」米紙の敏腕記者が報道

現地7月16日に開催されるMLBオールスターの名物イベントとして、その前日に行なわれるホームランダービーに、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の出場が期待されている。

米紙『USA Today』の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏は6月30日の記事内で、「米放送局『ESPN』や野球関係者は、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が不参加を表明したいま、オオタニに対してホームランダービーへの参加を強く働きかけるだろう。大谷の存在は、視聴率に大きな違いをもたらすからだ」と報じた。

大谷本人はホームランダービーについて、「分からない。まずオファーがないと。リハビリをやっているので、ドクターやトレーナー、チームの許可であったり、そういう部分との兼ね合い次第。もちろんやりたい気持ちはどの選手もあると思う」と語っていた。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「仕事量を考えると、やってはほしくない。ただ一方で、彼は球界最大のスターだから、(出場すればホームランダービーが)魅力的になる。だから私は本人の決断を支持する」とコメント。ホームランダービーへの出場は大谷次第だと語った。

大谷は過去4度オールスターに出場しているが、投手もこなす“二刀流”だったこともあり、ホームランダービーには2021年の1度しか出場していない。打者に専念している今年、はたして大谷はホームランダービーに出場するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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