「プレミアで自分を試す」鎌田大地が最高峰のリーグへ! よく知る監督とパレスで再タッグ。会長も期待大「欧州最高の攻撃的MF」

クリスタル・パレスは現地時間7月1日、ラツィオを契約満了で鎌田大地を獲得したと発表した。

27歳の日本代表MFは、昨夏にフランクフルトからラツィオに移籍。シーズン途中に辞任したマウリツィオ・サッリ前監督の下では満足な出場機会を得られなかったものの、イゴール・トゥドール体制となり、輝きを取り戻した。

契約延長のオプションを行使するか、新契約を結んで残留するかと思われ、本人も「残るつもりだった」が、契約条件を巡ってラツィオとの交渉が決裂。フランクフルト時代に師事したオリバー・グラスナー監督が率いるパレスへ活躍の場を移す運びとなった。

鎌田はクラブ公式サイトを通じ、「クリスタル・パレスに加入し、よく知っているオリバーと再び働けることを楽しみにしています。プレミアリーグで自分を試し、クラブと共に目標を達成できることを期待しています」とコメントした。

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また、同クラブのスティーブ・パリッシュ会長は、「ダイチは本当に特別な才能を持つ選手だ。ヨーロッパで最高の攻撃的ミッドフィールダーの1人であり、その経験、技術の質、献身性は、我々の才能豊かなチームへの素晴らしい補強になる。数多くの選択肢の中からクリスタル・パレスを選び、オリバーとの再タッグを決めてくれて嬉しく思う。セルハースト・パークでのプレーを、ファンのみんなも楽しみにしているだろう」と大きな期待を寄せた。

鎌田は世界最高峰のプレミアリーグでもその実力を存分に発揮できるか。遠藤航(リバプール)、三笘薫(ブライトン)、冨安健洋(アーセナル)との日本人対決にも大きな注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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