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上山市の小学校で、第一線で活躍したアスリートと一緒にパラスポーツを体験する出前授業が行われました。
上山市立上山小学校にやってきたのは、元・車いすバスケットボール選手の根木慎志さん。
2000年のシドニーパラリンピックで日本代表のキャプテンを務めたトップアスリートです。
この取り組みは2016年から全国各地で行われていて、県内では2024年初めての開催となりました。
実際に競技用の車いすを体験した子どもたち。
「車いすバスケ」のミニゲームにも挑戦しました。
この出前授業で根木さんが伝えたいのは「チャレンジする気持ち」と「相手を思いやる心」の大切さ。
コートの中では、慣れない車いす操作に苦戦しながらもチャレンジを続け。
コートの外からは選手たちが力を出しきれるように声をかけ続ける。
子どもたちからは自然と笑顔がこぼれていました。
【インタビュー】「車いすに初めて乗って回り方とかが難しかったけど皆の応援のおかげでちゃんとシュートを決められたのでよかった」
また、授業の終盤には、「障がいは周りのサポートがあると障害ではなくなる」と伝えた根木さん。
子どもたちへのエールも送りました。
【根木慎志さん】「よくチャレンジ成功と言うがチャレンジに失敗はないと思う。できなくてもいい。今度やってみようとか上手くいかなくても、面白かった、楽しかった、今度やるときはもうちょっとできるようになってみようと思うことがチャレンジのすばらしさ」
【インタビュー】「困っている人を助けたり大丈夫ですかとか声掛けをしたりしたい」