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7月1日、県内の各河川でアユ釣りが解禁となった。しかし、30日からの雨の影響で川の状態が悪く釣り客はまばらだった。
解禁初日、普段なら釣り客が一斉に繰り出す最上小国川だが、どのポイントも雨で濁り、釣りができたのは上流の限られた場所だった。
(舟形町の“釣り名人”・沼沢哲朗さん)
「解禁日だし釣れないとわかっていても竿を出してみようかと。たぶん釣れない…、もっと上流に行ってみる」
アユ釣りは、縄張り意識の強いアユの習性を生かして、“おとりのアユ”を使って釣り上げる「友釣り」。
最上小国川には今年、県内で最も多い4000キロの稚魚が放流されたが…。
(山形市から)
「きのう(30日)の雨で水温も下がっているからかからない」
それでも、上流にポイントを移した舟形町の釣り名人・沼沢さんは2匹釣り上げていた。
(沼沢哲朗さん)
「これです。まあまあのサイズ(笑)。この条件下で釣れると思わなかったので良かったです」
元の状態に戻れば、約20センチに成長した天然モノの釣果も期待できるという最上小国川。アユ釣りは10月末まで続く。