by 編集部：北村友里恵
2024年7月から順次発売
オープンプライス
ピレリジャパンは7月1日、新しいハイパフォーマンスタイヤ「Scorpion MS」を7月から順次発売すると発表した。国内発売サイズは225/60R17 99H～285/45R22 114V XLの28サイズで、価格はオープンプライス。
新Scorpion MSは、さまざまな天候状況に対応できるウェットパフォーマンス、快適なドライビング、静粛性、長寿命と低転がり抵抗に焦点を当て、主要なカーメーカーとのパートナーシップにより開発された、現代のSUVやCUVに向けた最新のハイパフォーマンスタイヤ。Scorpionファミリーのすべての製品は、SUV車両を特徴付ける、重量と運転ダイナミクスに対応するように設計されており、あらゆるタイプの気象条件に対応する特定のバリエーションが用意されている。
Scorpion MSはピレリのエコ・セーフティ・デザイン哲学に基づいて設計されており、最高水準の安全性と環境負荷の低減を両立させた結果、ウェットコンディションでもドライコンディションでも優れたグリップを発揮し、従来モデルよりも転がり抵抗が低減した。また、各国の需要に対応するため、特にアジア市場で要求される快適性に加え、アメリカ市場で好まれるロングライフも実現している。
新しいM＋Sトレッドパターンを採用
新しいScorpion MSは、さまざまな路面コンディションで性能を発揮できるよう設計され、開発にあたってピレリの研究開発部門は、パートナー・カーメーカーの要求を満たすためにポリマーと特殊樹脂の新配合により、グリップ性能とウェット＆ドライブレーキング性能を向上させ、サイプを最適化し、さまざまなコンディションにおけるパフォーマンスを向上させた。
Scorpion MSのもうひとつの優先事項は静粛性と快適性で、カスタマイズされたピッチ配列、特殊な間隔と傾斜のメイングルーブ、シングルプライ・カーカスによって、Scorpion Verde All Seasonに比べて大幅に騒音が低減。このカーカスは軽量かつ強靭で、路面からのあらゆる要求を吸収し、ドライビングをより快適なものにすると同時に、ステアリングの正確性も向上させている。転がり抵抗はコンパウンドと最適化された新しいM＋Sトレッドパターンによって抑えられ、タイヤが横方向や縦方向の力を受けても接地面の変形は一定に保たれているため、均一な摩耗を保つことに貢献しているとした。
