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2023年3月、八戸市の病院で入院患者の男性を歯ブラシで突き刺すなどして殺害した罪に問われた58歳の男に、青森地方裁判所は懲役17年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、本籍が五戸町の無職 佐々木人志被告です。佐々木被告は2023年3月、八戸市のみちのく記念病院で入院していた髙橋生悦さんの顔面を歯ブラシで複数回突き刺すなどして殺害したとされています。
これまでの裁判で争点となっていたのは、佐々木被告の責任能力です。7月1日の判決公判で藏本匡成裁判長は、弁識能力や制御能力が減退しているものではないとし、完全責任能力があったとしました。
また被害者の体の重要部位を攻撃するなど「強い殺意に基づく悪質な犯行」とした一方で、「反省の態度を示している」として、懲役18年の求刑に対し懲役17年の実刑判決を言い渡しました。
弁護側は控訴について今後、本人と話し合うとしています。