能登地震、災害関連死70人に 犠牲者数は熊本地震を上回る

 能登半島地震の発生から半年となった1日時点の石川県内の被害は、犠牲者が299人となる見通しで、2016年熊本地震の276人を上回った。犠牲者のうち避難生活で体調を崩すなどして亡くなった「災害関連死」は52人で、関連死への認定が決まっている18人を合わせて計70人となる。輪島市で3人が行方不明となっている。

 関連死の認定申請は自治体に相次いでおり、犠牲者数は今後も増える可能性がある。

 けが人は重傷と軽傷を合わせて1208人。住宅被害は8万4594棟に上る。

 1日時点の避難者は2086人。学校などの1次避難所には今も944人が身を寄せる。ホテルや旅館など2次避難所は1116人。

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