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おととし、川越市のインターネットカフェで、女性従業員を人質に立てこもり、けがをさせた罪に問われた男の控訴審が1日、東京高裁で開かれ、即日結審しました。
長久保浩二被告(44)はおととし6月、川越市脇田新町のインターネットカフェで、カッターナイフで女性従業員を脅迫して個室に立てこもり、女性にけがをさせたとして、逮捕監禁致傷などの罪に問われています。
一審では、被告に犯行当時、責任能力があったか、などが争われ、さいたま地裁は去年12月、完全責任能力があったと判断し、検察の求刑通り懲役17年の判決を言い渡しました。
その後、弁護側は、一審の判決を不服として、控訴していました。
1日開かれた控訴審の初公判で、弁護側は、被告の精神鑑定を求めましたが、東京高裁は鑑定の必要性を認めませんでした。
控訴審の判決は8月16日に言い渡されます。