国史跡・作山古墳の調査へ総社市が初の委員会【岡山・総社市】

墳丘の長さで全国10位の規模を誇る総社市の国史跡・作山古墳の調査内容などを決める委員会が7月1日、初めて開かれました。
委員会は総社市が設置したもので、古墳時代の専門家5人が委員となっています。
この日の初会合では、市の担当者が作山古墳の調査概要など事業方針を説明。来年度から発掘調査に入り、出土品の整理など含め2030年度まで実施し、その後2年かけて保存や活用法を決める案を示しました。
これに対し委員からは、古墳の規模に対し発掘調査の期間が不足しているといった声や、調査で何を明らかにするのか具体的に提起すべきだとの指摘がありました。
市では、委員からの意見や、この日の現地視察を踏まえて計画案をまとめ、12月に開く次回委員会に提出する予定です。

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