2年ぶりのフルモデルチェンジ、カワサキの競技用モトクロッサー「KX250」

カワサキ KX250

カワサキモータースジャパンは7月1日、2年ぶりのフルモデルチェンジとなる競技用の新型モトクロッサー『KX250』と『KX250X』を8月3日に発売すると発表した。

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「KX250」は、カワサキのモトクロッサーKXシリーズの最新モデル。『KX450』のテクノロジーを受け継ぎ、さらに高性能を追求している。

新たに一軸バランサーを搭載したエンジンは、吸排気ポートをシンメトリー配置として吸排気効率を向上。低回転域からトップエンドまで力強いパワーを発揮する。

フレームは「KX450」譲りの堅牢なアルミペリメターで、直進安定性と俊敏なハンドリングを高い次元で両立。電子デバイスとして、パワーモード、ローンチコントロール、カワサキトラクションコントロール(KTRC)も搭載した。スマートフォンでエンジンマッピングを調整できるRIDEOLOGY THE APP KXも採用している。

「KX250X」は、クロスカントリーシーンに特化したモデルで、KX250のフィロソフィーを受け継ぎ、大幅なポテンシャルアップを図っている。エンジンやサスペンションは専用のセッティングが施され、フロント21インチ/リヤ18インチのホイールにエンデューロタイヤやサイドスタンドも装備している。

価格は「KX250」が90万2000円、「KX250X」が92万4000円。カラーはライムグリーン。

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