大和・海老名・座間・綾瀬 隣接する4市が消防通信指令で連携へ

共同で通信指令業務を行っていた隣接する県央地域の3市の運用に新たに大和市が加わることになり、1日その調印式が行われました。

海老名、座間、それに綾瀬の3つの市では2015年から、119番通報を受け取り各消防署などに出動指令を出す通信指令業務の運用を共同で行ってきました。

ただ、隣接している大和市が地域的にも情報共有の必要な案件が多かったことなどから、今回新たに大和市を加えた4市での協議書が調印されました。

これによりこの地域での災害情報が一元化されるほか、長期的には各市の経費が減るため、財政的な負担が軽減できるということです。

共同運用の開始時期は再来年の10月の予定で、4市で行う消防司令センターは海老名市柏ヶ谷に設置され、今後は、搬送先となる病院の確保などの調整が行われます。

大和市 古谷田力市長「救急車の出動の体制の確立とか消防力の強化などが図られますので、市民の安心安全、暮らしが守られるのではないかなと思っています」

© 株式会社テレビ神奈川