バスケットボールBリーグ、元日本代表で上越市出身の五十嵐圭選手が帰ってきました。7月1日、新潟アルビレックスBBへの復帰会見が行われ、「覚悟を持ってはい上がっていく」と意気込みを語りました。
1日午後、復帰会見に臨んだ五十嵐圭選手。
〈アルビBBに復帰 五十嵐圭選手〉
「選手でありながら、この新潟をこのクラブを立て直していくというような強い気持ち、そして覚悟を持って、今回新潟に帰ってくることに決めました」
上越市出身で元日本代表の五十嵐選手。
2016年、当時B1だったアルビBBに入団、この位置からスーパーロング3ポイントを沈めるなど圧倒的な技術とスピードでファンを魅了しました。
2019年には地区優勝にも貢献。その後、同じB1の群馬に移籍しましたが、7月1日、新潟への復帰が発表されました。
B3に降格したチームについて聞かれると…
〈アルビBBに復帰 五十嵐圭選手〉
「落ちるところまで落ちたとこのクラブが…そう感じています。いちからはい上がっていかなければいけないと思っていますし、並大抵の覚悟でははい上がっていけないと思っています」
ことし44歳になった五十嵐選手。
新潟での新たな挑戦へ意気込みを語りました。
〈アルビBBに復帰 五十嵐圭選手〉
「44歳という年齢でどれぐらいできるんだと、本当に大丈夫なのかと思っている方のほうが多いと思います。鵜澤ヘッドコーチから求められれば40分出るつもりでいますし、しっかりとシーズンを戦える体づくりをやっていきたい」
現役時代、ともに新潟で地区優勝に貢献した1歳年下の鵜沢ヘッドコーチは…
〈鵜沢潤ヘッドコーチ〉
「それは40分出てもらえるならそれにこしたことはないと思っていますが、経験してきたものをコートに還元してもらう、それを見た若い選手が刺激をもらって成長できる」
〈アルビBB 五十嵐圭選手〉
「まだまだ五十嵐できると現役として引っ張っていけると見せるためにB1からB3に移りましたけど、自分がコートに立つ姿を見せながらクラブを再建させていく」
大黒柱が帰って来たアルビBB。
新たなシーズンはことし10月に開幕します。