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岡山県内公立高で唯一、卒業時に調理師免許を取得できる津山東高(津山市林田)で6月27日、調理師仮認定式が開かれた。校外実習を控えた食物調理科3年生36人が料理人を象徴する憧れのコック帽を授かり、気持ちを引き締めた。
式では安東幸信校長が「一つ一つの経験が財産になる。一生懸命取り組み、安全で中身の濃い実習になるよう祈る」と激励。保護者が見守る中、生徒は河本美喜科長から純白のコック帽を一人一人手渡されると鏡の前でかぶり、真剣な表情で列席者に一礼した。
代表の山本康太さん(17)が「調理師のスタートラインに立ったと実感した。しっかり学び技術を高める」と誓った。
3年生は5月末にあった食品衛生や調理の基本手順などを問う校内試験に合格。実習は7月8日から10日間、市内の飲食店やホテルで行う。