2021年に惜しまれて閉店した奈良を代表する老舗「豊住書店」が県内外の独立系書店と協力し1日限りで店を開けました。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1180467640992515027/origin_1.jpg)
吊り下げ看板が目を引く奈良市の「豊住書店」。江戸時代から続く老舗でしたが、長年店を切り盛りしてきた豊住勝郎さんが亡くなり2021年10月に閉店しました。しかし29日、イベントのため3年ぶりに店を開けると、かつての常連客や観光客など多くの人でにぎわいました。2021年の閉店後、息子の勝輝さんは県内のイベントなどで店に残る本を販売してきました。今回はかつての店舗を使って県内や大阪、京都の7つの独立系書店とともに本を販売しました。集まった本はどれも個性豊かでなかには珍しいものも。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1180467636056260665/origin_1.jpg)
訪れた人は
「他の本屋さんにはないような本があったりして面白いなと思いました。」
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1180467639214605212/origin_1.jpg)
訪れた人は一冊一冊手に取り本との出会いを楽しみました。
豊住書店・豊住勝輝さん
「それぞれの本屋さんの個性のある本を持ってきていただいているので、今までうちになかったようなジャンルの本が並んでいるので、すごく面白い店になっているんじゃないかなと思います。独立系の小さい本屋さんがたくさん増えてきて、本を盛り上げるというかたちでみんなで何かできたらいいなと思います。」
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1180467778926493701/origin_1.jpg)
豊住書店の次回の営業は未定だということですが、今後も独立系書店と声をかけ合い、同様のイベントを開催したいとしています。