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大雨で夏山シーズンの幕を開けた松本市の上高地。梓川の濁流が河童橋のたもとまで押し寄せます。
好天に恵まれれば、北アルプスと河童橋が織り成す絶景。そして、ヒンヤリとした川遊びも楽しめます。
夏の名所が一転、1日は梅雨本番。30日午前4時の降り始めから1日午後4時までの総雨量は、165ミリとなり、一時、土砂災害警戒情報と避難指示が出されました。
一方、県内で最も多い、273ミリの雨が降った御嶽山。
麓の木曽郡木曽町では…。
水は、滝のように県道に流れ出ていました。県の南部と西側の地域を中心に大雨となった1日。
この影響で、JR中央西線の長野と名古屋を結ぶ、特急しなのは動かず、松本駅では、利用者が足止めされていました。
名古屋まで
「時間が何時になるか分からなかったので、これから切符を買います」
木曽福島まで
「木曽福島には昼からいければいいなと思っていて再開されればいいなと思います」
結局、始発から午後7時40分発の最終列車までの26本全てで運休、または区間運休となりました。
長野地方気象台は、これまでの大雨によって地盤の緩んでいるところがあり、引き続き、土砂災害への注意・警戒を呼び掛けています。