警察によりますと6月25日、仙台市泉区に住む女性（80代）宅の固定電話に「オレオレ」と、おいを装った男から「失敗した、子ども作っちゃった。話し合いをして200万円で話がついたから貸してほしい」などと嘘の電話がありました。
その話を信用した女性は銀行で現金200万円をおろし、おいを装った男から指定された泉区内の地下鉄の駅まで行きました。
さらに電話で、駅近くの別の建物に来るように指示され、代理で現れた40代から50代とみられる、おいの友人を名乗る男に現金が入った紙袋を手渡したということです。
帰宅した女性に家族が事情を聞き、甥に確認したことで詐欺に気づきました。
女性は、おいと声が似ていて話を信じたと話しているということです。
警察が特殊詐欺事件として男らの行方を追っています。
