突然社長にクビを宣告された選手が事務所の爆破を予告!所属ユニットも解散へ

1日、TDCホールにて『GLEAT Ver.12』が開催。第5試合では河上隆一GLEAT所属最終戦として、河上隆一&KAZMA SAKAMOTO&クワイエット・ストームvs藤田和之&ケンドー・カシン&ガメラスが行われた。

河上隆一は2008年に大日本プロレスでデビューし、2021年にGLEATに移籍。BULK ORCHESTRA(以下バルク)を結成し活躍していたが、大仁田厚の“反GLEAT”に呼応し6月9日の名古屋大会で鈴木裕之社長を電流爆破バットで爆破する。これに怒った鈴木社長が、突然この大会でのクビを宣告していた。

はぐれIGF軍は木原文人リングアナを連れて登場し、富山アナからマイクを奪ってコールをさせると奇襲からの場外乱闘と荒々しい展開で試合開始。
カシンが股に挟んだ選手の顔へガメラスが四つん這いで突撃しヘッドバッドを叩き込む特殊な連携攻撃や藤田のラリアットで攻め続けるはぐれ軍だが、受けきった河上がラリアットで藤田を叩き伏せるとバルクが反撃の連携攻撃。しかしKAZMAの延髄切りと河上のラリアットのサンドイッチが息が合わずに誤爆すると、藤田がKAZMAにパワーボムからサッカーボールキックを顔面に叩き込んでフォールし3カウント。
河上がカシンと場外乱闘をしている間に、わずか5分36秒で試合は終了した。

納得いかない河上は試合後も乱闘を仕掛けるが、カシンが赤マムシドリンクを飲ませて藤田が返り討ちに。
さらに追い打ちをかけるようにKAZMAが「GLEATに何がしたいんだテメー!最後とか知らねーよ!適当にやるんだったらこのリングに上がるんじゃねーよ。テメーの事は否定しねぇよ。でも必要ねーんだよ。GLEAT汚すようだったらどっかいけ」と詰め寄っていく。
これにキレた河上がムチとイスでKAZMAとストームを滅多打ちにし、「バルク今日で終わりだこの野郎!今日で契約解除だろ?次の大阪もフリーの河上“ファイヤー”隆一で参戦してやるからなこの野郎!おい鈴木(社長)!入場式から外しやがって、これがお前のやり方かこの野郎クビにしやがって!俺のやりてーようにやるぞ。もし試合組まれなかったら有楽町のオフィス爆破してやるからな!覚悟しとけよ!」と不穏な予告をして会場から姿を消した。

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